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函館市

株式会社セコニック電子函館事業所

2014/08/22 Update

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あれにも、これにもELの光!

ELってご存知ですか?とっても薄くて、消費電力も少ないやさしい光源のことです。例えば“光るナンバープレート”だったり、ICカード用端末機や携帯電話のキースイッチのバックライトだったりと、意外と暮らしに身近なところで活躍しています。そんなELを世界に先駆けて量産化させたのが、株式会社セコニック電子函館事業所。世界唯一のEL専業メーカーとして、国内外からその技術力を評価されています。

お話を聞かせてくれた人

製造課 製造チームリーダー 木村富次さん

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ウィ〜ン、ガシャン!実に工場らしい機械音が聞こえる製造現場。一体、どんな最新設備が?と胸を弾ませていると、意外なものが目に飛び込んできました。それは大きな印刷機。「当社のELはごくごく簡単に言えば自社製の発光する塗料や電気を通す塗料、絶縁体となる塗料を重ね塗りして出来ています。見た目は1枚の薄いシートですが、発光や電極、絶縁といった役割を果たす面が層状になっているんです」。入社8年目の頼れる中堅、木村富次さんが教えてくれました。

なんと!ELは印刷でつくられるんですね!ところで木村さんはずっと製造の仕事を?

「そうですね。以前は電子部品を製造する会社に勤めていました。僕は積極的に商品を売るという営業職タイプではなく、どちらかと言えば技術を突き詰めたい性格。ものづくりの仕事は性に合っている気がしますね。当社に転職したきっかけはとても単純。ELがどんなものか全く分からなかったので、製造方法や環境に興味が湧いたんです。入社当時は携帯電話のバックライトの生産がピーク期で、パートさんやアルバイトを含めると工場スタッフは100名ほどいました」

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おっと!オートでも感覚が大切!

最初はどんな仕事から教わったんですか?

「入社後1週間ほどは印刷機のスクリーン板の清掃や使用済みの塗料を回収する日々。言わば、下積みですね。それから先輩の補助役として、印刷機の操作や重ね塗りの技術を徐々に教わるようになりました。当時の上司は僕がミスしても頭ごなしに叱るのではなく、次に生かせるように導いてくれたんです。チームリーダーとなった今、僕もその指導方法を実践しようと心がけています。失敗は誰にでもありますし、僕だって新人のころのミスは数えきれませんから(笑)」

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ELづくりで一番のポイントとなる工程は?

「重ね塗りです。当社では、発光面や電極面となる塗料の印刷に全自動の印刷機を使用しています。機械を操作するだけなら誰でも出来る?と思われがちですが、そうはいきません(笑)。当社のELに用いる塗料はとりわけ湿度に敏感です。高い品質レベルを維持するには、その日の環境を肌で感じて、塗料の調合や印刷機の設定を微調整しなければなりません。新人さん向けにマニュアルは用意していますが、そういった感覚だけは数をこなさなければ身につかないんです」

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もっと目に触れるELを!

これまでどれくらいのELをつくってきましたか?

「そればっかりは何とも(笑)。例えば携帯電話のバックライトは短期間に何十万という数をつくらなければいけませんし、車の計器のバックライトだったら少量を長く生産し続けるというイメージです。う〜ん、そうですねえ、型の種類だけで言えば100以上でしょうか。ただ、どんな仕様のELをつくるにせよ、設計スタッフから図面を渡された時に完成形が頭に浮かび、イメージ通りに仕上がるとうれしいもの。技術者冥利につきる瞬間ですね」

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なるほど!最後に今後の目標を教えてください!

「実は、僕らがつくっているELが組み込まれた製品を自分ではあまり目にする機会がなくて…“光るナンバープレート”をたまに見かけるくらいかなあ。だから僕はもっともっと一般の方の目に触れるようなELをつくりたいんです。今、当社ではパソコンのキーボードやエレベーターのボタンなど、立体的なものを光らせる技術を開発しています。ELは製品構造がシンプルでさまざまなデザインに対応できますから、将来的には広く実用化されると僕は信じています!」

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ELに、まさに“光明”あり!

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